
がじゅまるの木は、8月1日(土)より福岡市南区大楠にて、重症心身障害児・医療的ケア児を対象とした放課後等デイサービス「がじゅまる大楠」を開設する。
福岡県内で不足する受け皿の格差解消に挑む
福岡県内では、重度障害のある子どもが通所できる放課後等デイサービスの数が依然として不足しており、さらに地域によって受け皿の格差が生じている。「がじゅまる大楠」は、看護師・保育士・理学療法士等リハビリ職が連携する多職種チームのもと、医療的ケアから療育・リハビリまでを一体的に提供する専門施設として、この課題の解消に挑む。
医療技術の進歩とともに増加する医療的ケア児

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近年、医療技術の進歩により医療的ケアを必要とする子どもの数は増加を続けている。しかし、喀痰吸引・経管栄養・酸素管理などの医療的ケアに対応できる放課後等デイサービスは全国的に不足しており、福岡市内においても地域ごとに大きな差がある。
がじゅまるの木は、これまで福岡市東区箱崎を拠点として重症心身障害児・医療的ケア児の支援を行ってきた。「親も子も未来を描いて歩める社会」というビジョンのもと、地域の格差を解消すべく、2026年4月の博多区開設に続き、このたび南区への新拠点開設を決断した。
がじゅまる大楠、3つの特徴

「がじゅまる大楠」の特徴1つ目は「看護師・保育士・リハビリ専門職による多職種連携チーム」。同施設では、看護師(2人以上常駐)、保育士、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)のリハビリ専門職が一体となって支援にあたる。
医療的ケアの安全な提供と、療育・リハビリの専門的アプローチを組み合わせることで、子どもの「できる」を多角的に引き出す。

2つ目は「高い専門スキルによる療育・リハビリ支援」だ。PT・OT・STが連携し、運動機能・認知発達・コミュニケーション能力それぞれへのアプローチを統合した個別支援プログラムを提供する。
単なる預かりにとどまらず、「その子の発達を着実に前進させる」ことを重視した療育を実践する。また、看護師が医療的ケアを担うことで、リハビリ専門職は子どもの発達支援に専念できる分業体制を実現している。

3つ目は「少人数制による、一人ひとりに合った個別支援」。きめ細かな少人数制を採用し、一人ひとりの障害特性・発達段階・医療ニーズを丁寧にアセスメントしたうえで、オーダーメイドの支援計画のもと安心できる環境づくりを行う。集団の中に埋もれることなく、スタッフが一人の子どもに向き合う時間を大切にしている。
施設概要
「がじゅまる大楠」の対象児童は就学中の障がいをもつ子ども(重症心身障害児・医療的ケア児)で、定員は5人。
スタッフ体制は児童発達支援管理責任者・看護師・保育士・リハビリ専門職(PT・OT・ST)で、送迎地域は福岡市博多区・南区・春日市となっている。
営業時間は月〜金の9:00〜18:00、土曜日は9:30〜18:00。休業日は日曜・祝日・お盆・年末年始。見学・相談は公式サイトで受け付けている。
看護師・保育士・リハビリ専門職による多職種チームで子ども一人ひとりに寄り添う専門支援を行う「がじゅまる大楠」に、注目してみては。
■放課後等デイサービス がじゅまる大楠
住所:福岡県福岡市南区大楠3丁目2-12
対象児:就学中の障がいをもつ子ども(重症心身障害児・医療的ケア児)
営業時間:月〜金9:00〜18:00 土曜日9:30〜18:00
休業日:日曜・祝日・お盆・年末年始
送迎地域:福岡市博多区・南区/春日市
見学・相談:https://gajyumarutree.com/facility/219
がじゅまるの木 公式サイト:https://gajyumarutree.com
※出典:厚生労働科学研究費補助金障害者政策総合研究事業「医療的ケア児に対する実態調査と医療・福祉・保健・教育等の連携に関する研究(田村班)」及び当該研究事業関係者の協力のもと、社会医療診療行為別統計によりこども家庭庁支援局障害児支援課で作成
(丸本チャ子)